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座談会 横須賀市長と三浦一族を語る 450年の栄枯盛衰、見直す

神奈川新聞 1994年7月28日付 

    座談会 三浦一族を語る 450年の栄枯盛衰 見直す

ー三浦一族を大河ドラマに、との運動が盛り上がっている。武家政権樹立に揺れ動いていた東国にあって、三浦半島を舞台に一大勢力を誇っていた武士団がいた。三浦一族である。鎌倉時代を中心に栄枯盛衰を繰り返しながらも、刻み続けた歴史は四五〇年もの長きにわたる。今、その歴史を身近に引き寄せようという機運が三浦半島を中心に盛り上がりつつある。そこに住む人たちにとって地域が持つ歴史は計り知れない心の財産だからた。それは、明日の町おこしにもつながる。「三浦一族の興亡」を話し合っていただいた。

出演者                              

 横須賀 市長           沢田 秀男
 元 内閣文庫長         石渡 隆之
 郷 土 史 家          鈴木かほる
 逗子道の辺史話主宰      三浦 澄子
 三浦商工会議所専務理事   小林 安雄

 司会 神奈川新聞社 横須賀総局長  浅田 勁 

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「神奈川新聞」1994年7月28日付  清流 「一族を語る」活用を

 先日のこの欄で、源頼朝の鎌倉幕府樹立に貢献した三浦一族について触れ、「八百年の故郷の旧跡を訪ねて歴史を再発見してもらいたい」と書いたが、横須賀総局はきょう28日付で「三浦一族を語る」と題した座談会の内容紹介を中心としたカラー2ページ特集を掲載した。
 座談会には横須賀市長・沢田、秀男、元内閣文庫長・石渡、隆之、郷土史家鈴木かほる、逗子道の辺史話主催・三浦澄子、三浦商工会議所理事・小林安雄の五氏に出席いただいたが、いずれも一族の研究にかけては権威者ばかり。
 話は、一族の誕生から衣笠合戦を経て源頼朝の鎌倉幕府創建、そして宝治合戦で三浦宗家が滅びるまでを大きな柱として語られた。
 この過程で、北条氏の挑発に乗った和田義盛が戦死した和田合戦についてもかなりの時間が割かれたが、権力をめぐる三浦、北条のすさまじいばかりの確執が浮き彫りにされている。
 また、三浦宗家が滅んでから270年後の永正年間に三浦・油壺で佐原系流の三浦義同(道寸)らが戦死した新井城の合戦の考察も興味を引かれた。
 八百年前の話であり、その記述は資料により異なるケースが多い。担当者は記事をまとめるのに苦労したが、三浦一族の探究にこの特集が少しでも役に立てばと思う。(横須賀総局長・浅田勁)

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