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タウンニュス 郷土に生きた人を本に

  タウンニュース「横須賀を知るー郷土に生きた人を本にー」 2007年11月付

「お龍さんに名誉を回復したい」

 市内在住の中世史研究家の鈴木かほるさんが、新刊本「史料が語る坂本龍馬の妻お龍」を出版した。本書は、書簡や回顧録の「反魂香」『千里駒後日譚』など、歴史資料をもとに、横須賀で半生を過ごしたお龍に焦点を当て、その生涯に迫っている。
 一般的に、晩年のお龍は酒浸りで、自暴自棄となって、その一生を終えたという悪いイメージがある。しかし、史料から、真実を語った正史は、これまでなかったという。鈴木さんは、「小説や歌舞伎などのフィクションが事実のように語られていますが、そうではない本当の姿を伝えたいという思いがありました」と話す。
 資料からは、お龍が酒を飲む記述が確かに出てくる。その一方で、年老いた母親゛横須賀に呼び寄せ、また、夫と死別した妹光枝を引き取る一面もあった。これは、身を犠牲にして家族に尽くす責任感からだという。
 これまで、物語の中でしか、その姿を見せなかった坂本龍馬の妻お龍。本書を読めば、既存のイメージとは違ったお龍を感じ取ることができる。
 問・☎03-3292-3971 新人物往来社へ。

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