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「毎日新聞」ひと*鈴木かほるさん

「毎日新聞」2008年2月18日付 ひと:鈴木かほるさん

      =坂本龍馬の妻おりょうの生涯を本に
 
 
おりょうが再婚した後半生の30年余りを暮らしたのが神奈川県横須賀市。そこに住む縁から、研究を始めて4年余り。膨大な史料を読み進め、「史料が語る坂本龍馬の妻お龍(りょう)」(新人物往来社)を昨年12月出版。「人情に厚く、家族思い」という実像に迫った。龍馬が残した1000両の受け取りを拒否するなど、興味深い逸話を掘り起こした。
 夫と3年前に死別。「私もおりょうさんも長女。夫の死後もたくましく生きたのは同じかもしれません」
 高校卒業後、20歳で結婚。長男の小学校で、地域の史跡を紹介したPTA広報誌を作り、横須賀市に表彰された。「このまま解散するのは惜しい」と、史跡散策のサークルを結成。市から史跡の講義を頼まれるようになったが、歴史書の記述を引用しただけのつたない内容で、心苦しかった。
 「漢文を学び、自分で史料を分析したい」と思い立ち、1年以上の受験勉強の末、43歳で大学入学。主婦のかたわら送った大学生活を「学生には先生に、職員には学生の母親に間違えられた」と笑って振り返る。
 研究の中心は三浦半島。昨年6月に中世の豪族である三浦一族の本を出版。三浦氏が全国に所領を持ち、北条氏と並ぶ権力者だったことを初めて突き止めた。「新たな郷土の史実を発掘し、どんどん日本史に組み込んでいきたい」【内橋寿明】
 【略歴】鈴木かほるさん(61) 神奈川県横須賀市出身。93年国学院大文学部史学科卒。2人の息子に4人の孫。趣味は旅行。
毎日新聞 2008年2月18日 0時40分

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